【GPS】エリック杯振り返り ~SP「パリの散歩道」~
お食事会だった金曜日。
本当は時間を見ながらちょっとだけ、そわそわしてた。
ゆづのパリ散のリベンジ、どうなるんだろう、とドキドキしてた。
カナダで目の前で公式練習を見れたことはとっても貴重なことだったんだな、を実感。
エリック杯は練習は公開されていなかったようなので、メディアの方のTwitterだけが情報源。
しかもゆづの場合、練習の結果が試合に連動されているわけでもない。
しかも私はCS難民。
ほんとうはアンテナを直せばいいだけなんだけど、忙しくて、おろそかに。
(自分でやらなきゃ行けないのも面倒・・・・と思う一因。そろそろなんとかしないとw)
パソコンにかじりついて、ストリーミングを見ながらゆづの出番を待つ。
カナダで「次も頑張ります」と言っていた、彼。
本当にいろんなことが悔しかったんだろうと思う。
努力してきたからこそ、悔しい。
できるはずのことが出来なかったから、悔しい。
そういう思いだったんじゃないかな、と様子を見てて思っていた。
エリック杯男子のショートはもうみんな素晴らしかった。
いい流れの中、パトリックが素晴らしい演技を見せる。
冒頭の4T-3Tコンボが美しく決まったあと、散歩気味だった3Aも決めて完璧。
これは100点、超えるかな?と思うほどの演技。
どんな面持ちでこれを見ていたんだろう。
でも、リンクに出てきたゆづを見て、ホッとしていた。
前回とはまったく違う顔つき。落ち着いてるな、という感じ。
こういう時のゆづは大丈夫。
ちゃんと、自分がやるべきやることができる日。
スピードのある冒頭の4Tを決めるとそこからはゆづの世界。
美しく幅のある3A。
パリ散、元気が良くて、粋なステップ。
そしてお散歩気味だった、大きくて高い3Lzからのコンボ。
ジャンプ、ノーミス。
最後のステップはそのやってやった感満載のドヤ顔。
あっという間の時間だった。
パトリックには追いつけなかったけど、自己ベストを超えて来た。
あのカナダの状態からここまで整えてきたことが凄い。
たった3週間、ここに向けて頑張ってきたんだろう。
目指すものはまだまだ先にあるけど、今日の一歩は大きな、大きな一歩。
そしてパトリックの素晴らしい演技を見た後のゆづ。
もちろんスケーティングも含めてパトリックのほうが凄いところは分かる。
でも、決まったジャンプの美しさはゆづの方が好き。
難しいことをしてるという力のかかり具合がないところ、本当に美しいと思う。
パトリックが22歳。
そしてゆづが18歳。
その差を考えれば、ゆづがどれほど高みにいるのか、よく分かる。
そんな演技だった。
このプログラム、きっと、何度もリピってしまうだろうな、私。