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羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

【雑感】信じる力

yuzu-romio

グランプリファイナルの出場者が決まった。
日本男子は大ちゃん、ゆづ、そしてまっちー。
5月にアサインが発表されたとき、こんな顔ぶれになること、予想ができた人はいなかったんじゃないかな?

私も正直、想像してなかったような気がする。
ゆづのアサインが2戦ともパトリックと当たると聞いて、心穏やかじゃなかった。
以前にそれはブログに書いたとおり。

それでも、一度もゆづがファイナルに来ないなんて、思ったことはなかった。
GPSが調子が良かったとは思わないけど、それでも、カナダで2位になった時に、ファイナルには絶対、来るとの確信があった。
信じてるから、チケットも早々に手配したw。
根拠のない確信ではあるのだけど。

パトリックとの直接対決は、結果的に見れば、ゆづにとっては最高の展開だったのかもしれない。
スロースターターだと言われるパトリック。
でも、オンリピックシーズンの今年は違った。
その本気を初戦からひしひし感じたはず。
自分が何をしないとオリンピックで勝てないのかちゃんと受け止めているよう。
それもオーサーの戦略だったのかもしれないね。

NumberPlusのオーサーのゆづの性格に関する記載を読んで、やっぱり、と思った。
私が見えている感じとそう変わらなかったから。
どんなに言葉を上手く使っても、ちらちらと垣間見える姿のイメージ感、そのままだった。
そして、ちょっと、ホッとした。
世界を目指す彼にも年齢どおりのところがあるんだな、と。
自分が大学生の頃のことを考えると、それでもずいぶん大人っぽいけど。
目の前の戦いに熱くなりすぎて、息切れとか、本当に若い証拠だと思う。
そんな彼を心配してる人もたくさんいるけど、18歳がそれ以上、大人っぽかったら、逆に心配する。


大抵は大人になるにつれ、そういったエネルギーをコントロールできるようになる。
それは数多くの失敗を繰り返して、ちょうど良いところに落ち着いて行くからなのかもしれない。
今年の数々の出来事はゆづを精神的に大人にするための試練だったんだろうな、とそう思う。


本当にフィギュアの神様は粋なことをするね。
少年に一気に大人への階段を登らせようなんて。


多分、2年くらい前のゆづにとって、ソチは夢だったのだろう。
いつの間にかそれは目標になり、メダルを取ることも期待されるポジションになった。


だから、少年のままではいられないんだよね。
残念だけど。


そんな葛藤を今年のゆづからは感じる。
以前のような爆発的なパワーを感じないのはそこにあるんだろうな。
少年と大人の狭間で揺れているそんな感じかな?
そのスイッチはほぼ切り替わり始めているのかもしれないけど。
どの瞬間で覚醒するのか、本当に楽しみで仕方ない。
願わくば、ソチのリンクでその瞬間を迎えて欲しい。


そのためにもGPF、全日本を駆け抜けて行くしかないよね。
強敵は日本にたくさんいる。
でも、勝つのは相手ではなく、自分自身。
誰もがその見えない敵に勝てるか、を私はしっかりと見届けたいな、とそう思う。

少年の成長ってなんでこんなに面白いんだろう。

まだまだ、代表争いは熾烈を極めるでしょう。
最後までわからないことばかり。
でも、私は信じてる。
ゆづが日本代表としてソチのリンクに立つことを。
納得のいく演技ができたら、輝くメダルを手に入れるだろうことを。
信じる力はきっと何かにつながるはず。


ひとつの山場である、福岡でのグランプリファイナルまで、あと10日ほど。
一足先に今日は出張で福岡視察に行ってきます。
寒いかな?