Stay Gold!

羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

【AC】 FS 「SEIMEI」に吹きこまれた生命(いのち)

本当はライブで見たかった。
何とかその時間を調整したかったけれど。
仕事が佳境でとてもそんな時間をさくことが出来ませんでした。
なので、お昼休みに動画で鑑賞。

夏にDOIでこのプログラムのショートバーションを始めてみた時のことをふと思い出す。
意外なな曲と聞いて「和」を思い浮かべた。
シルエットから光に包まれた衣装を見て、「陰陽師」だとなんとなく受け取った。
このシーズンに彼が選択した冒険は私をワクワクさせた。
この「和」テイストのプログラムがボストンワールドで演じらることを考えてゾクゾクした。

ようやくここに来てその全貌が見れた。

圧巻のプログラム。
もちろんまだ未完の状態なんだけれども、彼が演じたい「SEIMEI」は確かに羽生結弦によって、そこに存在し、これからを期待させる出来に仕上がっていた。

私がここ数年、見てきて分かっていることは彼は徐々にギアを上げていくタイプだということ。
だから、夏のショーでジャンプが決まらなくても心配しなくなった。
シーズン初めに大自爆大会に出くわすことも私の中では予定調和。
だから、ショートのバラ1の出来をみて、やはり持ち越しって凄いなと思っていたのに。

なんだろ、この「SEIMEI」の出来っぷりは。
もちろん、ブラッシュアップすべきところはプロトコルと突き合わせるとたくさんあるのでしょう。目標としていた4回転3本も決められてないし、得意のはずの3Aのコンボも決まってないし、本人にとっては課題だかけなのだろうけど。
彼がどんな世界を私たちに見せたいのか、という根っこの部分がひしひしと伝わって来る感じで、もう次の進化を見るのが待ちきれない感じ。

そして、シェイリーンの振り付け。
本当にゆづをどうやったらかっこ良く見せられるかを本当に分かっているんだろう、と思わせる振りの数々。
オペラ座の時も驚いたけども、今年はそれ以上。
やはりお互いが分かってきて、熟成されて、醸しだされるものってあるんだな、と思わせる。
こうなると、オリンピックシーズンはやぱりシェイかな?
私はウィルソンのフリーの振りよりはシェイの方が格段に好きです。

音の中に散りばめられている日本の楽器で奏でられる音。
そして、和の旋律。

いま、彼はそういった自分の中にある日本人らしさをこのプログラムを通して世界に見せていきたいのかな?とふと。
フィギュアではなかなか受けられにくい音楽があると長年、スケオタだった人たちはおしえてくれる。
そう、点数が出にくいと表現されることもある。

フィギュアの採点には「曲の解釈」なんて項目があるのに、音楽に根ざす文化がわからない人たちがそれを採点したら、ばらつきもあるだろうし、想定外に点が出ないなんてこともあるだろう。
だから定番曲が何度も、何度も使われてきている。

そんな競技であることを知っていながら彼が選んだ「SEIMEI」には彼のどんなメッセージがあるのだろう、と考えずにはいられない。
この完成品がどこで見れるのかわからないけれど、一つも逃さず見たい、気分になったかな。

ジャンプは軸がだいぶ怪しいし、着氷も微妙なものも。
もう少し調整が必要そう。
そりゃ、あんだけ難しいつなぎを入れたらみんなそうなるわ!と突っ込みたくなる気持ちを押さえ、まずは成り行きを見守ろうと心に誓うのでした。
そんな状態でも練習してない3Loからの3連を跳んだのを見て、変な笑いが止まらなく私。

強いな、こいつ、本番に、とポロッと口から出たのが私の本音。
きっと心臓にたくさん毛が生えてると思う。

衣装についてはまだ言及を避けようと思います。
というのも、彼の衣装はテレビで受ける印象と、会場で見る印象がだいぶ違う。
なので、本物を見てから語ろうかとw。



さて、そんなSEIMEIさまのナマの姿にスケカナで遭遇できるはずの予定なのですが、
仕事の予定が怪しいことになってきております。
行けなかったら、私、きっと廃人になる予感がする。

ということで、鋭意、死ぬ気で頑張っています。
(あれ、死んでも行けないかw)。

シーズンが始まったんだな、と激流のTLや、ニュースを見て感じる今日このごろです。

今週はしょーまと、ムラくんと知子ちゃんを楽しみに迎えようと思います。
特にムラくんの新プロはまだ私は全然見てないのですっごく楽しみ。