Stay Gold!

羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

Road to 2018

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長い長いオリンピックシーズンが終わりを告げようとしています。

去年はANAに所属が決まったというニュースからのスタート。
あれはまだたった1年前のことだったんだね。
シーズンに向けて大きな企業が後ろ盾についてくれたことにほっとして。

フィンランディア杯スケートカナダエリック杯、そしてグランプリファイナル。
本当に挫折と成長の日々。
とても遠くに見えたパトリックにファイナルで追いついて、追い越す姿を見せてくれた。

ぶっちぎりの全日本。
もう、ここで誰かに負けることは全く想像しなかったよ。

目標だったオリンピック。
憧れだったプルシェンコと同じリンクに戦う相手として立てた瞬間。
思わず笑顔が出てしまうその姿を見て微笑ましくて。

プルシェンコの点数を抜いて、オリンピックで金メダル」をとるという少年の夢がかなう、その瞬間をテレビ前の特等席で見守まもりました。
行きたかったソチ。
距離も遠かった、そして、お財布にも優しくなくてたどり着けなかった。
そんな人はきっとたくさんいたよね。

団体も個人もで「パリの散歩道」はドヤ顔で魔物なんてどこにいるか分からないくらいだった。
フリーではまさかのフリップでステップアウト。
転がり落ちたメダルは、もう一度、ほいっと渡されて、金メダリストへ。
本人も驚いてたけど、ゆづらしい、勝ち方だったよ。
そう、いつも、頑張る人には運が味方するんだろうね。

日本に舞い戻って、「日本初の男子フィギュアスケーター金メダリスト」として世界選手権に出場。
金メダリストがその年のワールドに出るのは珍しいこと。
まさかのパリ散での失敗から、意地と気合いのロミジュリ。
やっと決まったサルコウ
そっか、ここまでがドラマだったんだ、とまっちーとの死闘を見て思ってた。
0.33の僅差。
どっちが勝ってもおかしくない、と思ったけど、勝ちきって、EXでロミオ。
ひとつの区切りだったんだと、懐かしい気持ちと、何か寂しい気持ちの両方で見守りました。


こんな彼の物語。
もし、シナリオライターがこの1年のゆづの活躍をシナリオにしたら、あまりにも話がよくできすぎてて、NGになるんじゃないかと思うくらい。

そんな彼を応援し続けた私は、彼から学び直しました。
やると決めたことは、何があってもやり通す。
そのための努力を惜しんだらだめだ、ということを。
大人になると諦めかたも上手くなっちゃうのだけれど、それを自分に許さない気持ちになれました。

ゆづの頑張る姿が、私が元気に前に向かって歩くためのひとつエネルギーでした。
勇気を見せてくれてありがとう。
たくさん感動させてくれてありがとう。
ハラハラ、ドキドキさせてくれてありがとう。

プロローグのアイスショー三昧。
幕張からのアイスショーでは、きっと自分がもう今までの自分とは違うことを感じたでしょう。
どこに言っても大声援だったもんね。
そして、大好きな仲間と大事な地元の人たちに金メダルを祝ってもらえてよかったね。
あのTOIのエネルギーは今までみたどのショーとも違った温かくアットホームな空気に包まれて、今でも夢の中にいたとしか思えません。

そして、シーズン最後にDOIで見たゆづは、もう次をしっかり見据えていました。
浮かれていたのは私たちだけなのかもしれません。
勝ち続けるプルシェンコのようなスケーターになるために、自分を超えるための選択を私たちに見せてくれたのです。

そう、もう、次の約束の地にたどり着くためのスタートを切っていたみたい。

まずは4年。
その間に何が起こるか分かりません。
私にも、ゆづにも。

でも前に進まなきゃ、その先は見えないのだから。
その成長を、活躍を追い続けたいと思います。
このブログが4年後の締めくくりのこの日まで続きますように。

 

Stay Gold!

 

(注)

羽生結弦劇場の第一部に幕が下りたので、ブログタイトルを変えてみました。
この言葉には輝き続けて欲しいという意味と、Goldを手にし続けて欲しいといみをこめました。