【雑感】もやもやの中から何を見いだそう?
今日はゆづのことではないけど、どうしても書きたくて。
もやもやから一晩がたった。
私のルールであまりにももやもやしたときはすぐに活字にしないことにしている。
激情ではなく、自分の中でちゃんと咀嚼できたものだけを自分の言葉として綴りたいから。
なので、敢えて一晩、眠らせてみた。
目が覚めて思ったこと。
やはり納得が行かないという現実は変わらなかった。
基本的に私は恐ろしくライトなフィギュアファンで、
恐ろしくディープなゆづファンである、という自覚がある。
そんな私に昨日の出来事がどう見えたのか、そして何を感じたのかを書きたいと思う。
普段、私はゆづの演技を何度も、何度も見る。
だけど、他の選手をわざわざ自分で録画を何度も見ることはほとんどない。
最近で私が何度もリプレイしたのは昨年の全日本選手権の「あきお」くんの演技くらい。
だけど、昨日の織田くんと、大輔くんの演技は、というよりも4Tを自分でスローで見た。
テレビに齧りついてみた。
私にはその回転の違いが分からない。
ま、素人だからね。
でも、昨日の大輔の4Tが認定されて、あまつさえGOEがつくなら、織田くんの4Tが回転不足になるほど、
その着氷に違いがあるようにはまったく見えなった。
それほど微妙な差だった、と私には見えた。
そんな風に感じた人は少なくないはず。
選手はその瞬間のためにさまざまな努力を繰り返す。
だからと言って、いつも同じようにできる、訳ではないし、採点競技に絶対はない。
どんなに細かな規定を作ったところで最後は人が判断するのでぶれはしかたがないと私も思っている。
そしてホームのアドバンテージが所々、見え隠れかくれする競技であることも納得している。
そうでなきゃ、フィギュアスケートなんて見れない。
だけど、あれはひどい。
選手がかわいそうだ。
いくらジャッジが絶対とはいえ。
それがどんな力のもとこの結果が生まれたのか私には知るよしもないし、知りたくもない。
ただ、「その瞬間」のためにまっすぐ向かっていく選手に恥じないジャッジングをしてほしいと心から願う。
今日、他の選手がこのジャッジングの影響を受けて縮こまらないことを祈る。
素敵な瞬間を紡げるよう、応援しようと本当に、本当に思っている。