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羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

言葉はそれほど自由なのか? 〜代理戦争という免罪符〜

代理戦争、とっても便利な言葉だな、と私は感じていました。
その言葉を使えばすべてにおいて、喧嘩両成敗にでもなると思ったのだろうか?としばし悩みました。
確かに事象だけを見れば、髙橋大輔のファンだと公言している人の呟いた言葉に羽生結弦のファンが意見を言いました。
だから、代理戦争ですか?
安易すぎて驚きます。

羽生結弦にむけられた「中傷」としか取れない言葉。
ファンなら不快感を抱いても仕方がないでしょう?
もしかしたらファンでなくても被災された方にとっても許しがたい言葉かもしれません。

批判は「髙橋大輔のファン」だからされたのではないのです。
どうして、それだけの事が分からないのですか?
比較対象が悪いとも思いますが、もし、同じ事を他の選手のファンがしても同じような意見が出たと思っています。
いえ、それが他の選手のファンではなく、普通の論客であっても、同じ事を呟いていたら、同じ批判を受けたでしょう。
ただ、そのためには「相手から見つかる」というアクションが必要です。

発言主を私は前から知っていました。
検索するとどうしても引っかかってしまうという切ない事情です。
選手の演技に関するもの、発言に関するもの、恐ろしくたくさんの否定的な言葉が綴られていました。
納得も行かなかったし、悔しかったり、寂しかったりもしましたし、Blogにも憤りを書いた事もあります。

今回の言葉の発言主はよくも悪くも有名人だったのです。
髙橋大輔のファン」を公言しながら「羽生結弦」への「中傷を続ける」アカウントのひとつ、として。

 

私は高橋大輔さんに同情します。

こんな不可解なファンに囲まれる事に。
そんな人ばかりでないと知っていますので、余計にこんな事を言うのは心苦しいですが。

 

自分が彼、本人だったとしたら、こんなファンに応援されても嬉しくないですよ。
自分のライバルをことごとく誹謗中傷して、自分の正当性を認められて嬉しいアスリートがいたら驚きます。
彼らは自分の力でライバルに、自分に勝とうと日々、努力している人たちです。
スキャンダル的な言葉で相手を引き摺り下ろして、貶めて勝ちたいなんて思うでしょうか?
ルールがおかしい、ジャッジがおかしい、お金で金メダルを勝った、スケ連に優遇されてるだからライバルが勝った、と擁護されたら、恥ずかしくて、苦しくなりませんか?自分だったら?

しかもそれを公然と誰でも見れる場所でやっている。
止めて欲しい、と思うのではないでしょうか?

選手のアイコンを使っていたり、誰かの選手のファンであることを公言した上で発言される言葉は、自分がどう思うかに関わらず、「その選手のファンが発言したこと」とレッテルを貼られます。
それが酷ければ、つぎに非難されるのはその選手本人です。
そんな酷い事になぜアスリートを巻き込まなきゃいけないのでしょうか?
ファンであるとはどういう事ですか?
ファンの正しいあり方ってどういう事なのでしょう?
それを考えて行動していますか?
ファンとしての矜持をもう一度、考えてください。
代理戦争などと言って、アスリートを巻き込まないでください。
彼らには何の関係もないのです。

それはアスリートが発した言葉の代理発言ではなく、発した人の言葉です。
代理戦争で自分は悪くない、という主張は見苦しいです。


そもそもファン同士の代理戦争なんてどこにあるんですか?
「批判」や「中傷」の垂れ流しは戦争ではないと思います。
戦争とは戦う事です。
誰が何と戦っているのですか?

 

もう、やめましょう。
自分の行動に代理戦争という言葉で正当性を持たせる事は。

 

代理戦争なんてどこにもないのです。