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羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

【雑感】生観戦のすすめ

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スケートカナダを見に行った3日間。
そして、移動にほぼまる2日間。
本当に濃密な時間でした。

思えば、N杯にゆづが来ないと聞いて、いてもたってもいられず、カナダ行きを決めました。
ほぼ、思いつきだったと思う。
まさか本当に自分がセントジョンのリンクサイドで応援する日が来るとは思わなかった。

でも、結果からするとスケートカナダに来て本当に良かったと思う。
特にこのスケートカナダは公式練習からすべて開放されているので、選手がその瞬間に向かって、どのように仕上げていくのか本当によく分かる。
表情が分かるだけでなく、息遣いまでも聞こえて来そうな距離。
オリンピックシーズンに向けて選手がその試合にどんな風に向き合っているかの空気が伝わって来る。

会場から選手のオフィシャルホテルまでの道のりは、だれもが普通に通れる場所。
食事をしようと歩いていると、普通に選手とすれ違ったり、見かけたりする。
それでも、カナダのファンはそれを取り囲んだりしない。
声をかけて、サインを貰ったり、写真を取ったりすることもあるけど、選手の様子を伺いながら、ちゃんと節度をもって声をかけているのが分かる。
日本にいる出待ちをして、車を追いかけて行くような、そんな人々はいない。
それが選手たちにとっても心地がいいのかもしれない。
いや、それが普通なのだと思う。

ゆづがN杯に出なかった理由の本当のところはわからない。
でも、スケートカナダでの移動距離や、ファンの様子をみるとこれで正しかったのだろうと思う。

私は去年、全日本選手権のときに知り合った観戦仲間とカナダに行ったのですが、一人で来ている人たちもたくさんいて、飛行機、空港、会場、ホテルでいろんなゆづファンと知り合うことが出来ました。
こういう出会いも旅行先ならではなのでしょうね。
また、そういう仲間と次の試合で会えるのも楽しみ。

そして、生観戦でしかわからないもの。
フィギュアには間違いなくそれがあると思っています。
スケーティングのスピード、ジャンプの質感、伝わる空気感。
テレビでは、映像では決して味わえない。
そして、一度、生で見ると、映像は物足りなくなります。
そんな贅沢はもちろん無理だけど、すべての試合を生で見たい気持ちになります。

さらに海外では日本よりもはるかにチケットが取りやすく、値段も安いのにびっくりします。
日本は少し加熱し過ぎてしまったのかもしれません。
ちなみにチケットが安い理由は会場運営をボランティアの方々が行っているからだそうです。
日本でのボランティア運営ってとても難しそうですが、そういった違いがコストにつながるならそれも今後、検討したらいいのにな、なんて思ったりしていました。
熱狂的なファンが多すぎて、ボランティア募集もむずかしいのなか?

なんて、つらつら考えつつ。
海外生観戦、本当にいい体験でした。

また、ぜひ、行きたいな、と思います。
しかし、海外旅行に行ってこれほど現地でお金を使わない旅も初めて。
不思議な旅行でした。