【雑感】Life is short!
2011年からゆづを見てきて感じるのは、生き急いでるな、と言うこと。
そんなトップスピードで走り続けたら、きっと、息が切れる、なんて思っていた。
でもね、よくよく考えると仕方がないのかもしれないと感じるようになった。
フィギュアスケーターの旬って本当に短いのだものね。
たとえば、起業して会社を作ろう、なんて夢だったら、
じっくり準備する時間が人生には長く長くある。
でもトップアスリートの場合、輝く時間ってどんなにすばらしい人でも限られてる。
その中でもフィギュアスケートって本当に輝ける時間が短い。
プルシェンコのような怪物でもせいぜい15年。
80年生きるとして、その10年くらいの間にタイミングよく、
結果を出して、記憶に残ること。それがどれほど難しいのだろうと考えなくても分かる。
だから、生き急ぐしか、選択肢がないんだね。
そこにたどり着きたいから、ありったけのものをそこにつぎ込んで、向かっていく。
それがゆづが選択した道なのだろうと思うと、切な過ぎて胸が詰まります。
それが選べるのも若さなのかもしれないけれど。
その短い競技生活の間、もう、ひとつもその演技を見逃したくない、
と思うようになりました。
君が信じた道を進むその美しい姿を追い続けるよ。
行こう、その向こうの世界へ。