Stay Gold!

羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

■「絶対王者」を守ることの難しさ その3

ヘルシンキワールドでは、ゆづにも昌磨にも最高の演技をして欲しいと思っている。
もちろん刑事くんもそれに続いてくれたらと願っている。
オリンピックのために3枠を取って帰ってくる、これが彼がに課せられたミッションの一つだから。
個人の結果だけではなく、日本が次の平昌でメダルを取るために必要な大事なこと。

その上で、羽生結弦が自分の納得できる演技ができたら、彼は表彰台の一番上に立つだろう。
シーズンに出遅れたことも、チャレンジングすぎる構成も彼はまた今まで同じように乗り越えてその場所を目指すのだろう。

絶対王者」と呼ばれつつ彼は一度もそれを守ろうとしたことがなかった。
常に攻めることでその場所に立ち続けようとしている。

もちろん、この2シーズン、世界選手権のタイトルを取ったのはハビエル・フェルナンデスでだから、「絶対王者」なんておかしいと言う人もいるだろう。
彼がそう言われるのは、守りに入らなかったからだと私は思う。

新しいことにチャレンジし、フィギュアスケートの世界を進化させた。
追いかけてくる誰もが、多種クワドを跳んで彼に追いつこうとしている。
「守ろう」としないことで、彼はその場所に居続けることができている。

そんな羽生結弦がどこにたどり着くのか、それを知りたくてここまで追いかけてきた。
常に攻める姿勢に魅入られて私はここまできたのだから。
ロミオの雄叫びを生でみたあの時から、もう、長いことその姿に魅せられてきた。
できればその時間が終わってほしくない、とどこかで思いながらも、最後の瞬間まで何一つ見逃したくないと願っている。

もう、それ以外の雑音はどうでもいい。
誰がどんな記事を書こうが、ネット上で誹謗中傷されようが、マスコミが煽ろうが、彼の目指す姿は変わらない。
彼が私にとってとてつもない宝物のような存在であることも。

ラストチャプターに向かって、静かにその時間を過ごしていこうと思っている。
彼が求める栄冠を手にする瞬間を見るために。

本当の「絶対王者」になる瞬間を共有するために。