読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Stay Gold!

羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

■「絶対王者」を守ることの難しさ その1

今年のカレンダーをめくった時、ちょっとだけ身震いがした。
もう2017年だということを再認識したから。
ああ、もう、あまり時間がない、と。

このシーズンはまだあまり羽生結弦の演技を見ていない。
怪我でアイスショーでは見れず、GPFには行けず、全日本はインフルエンザ欠場。
唯一、生で見たのはNHK杯だけ。
もっと、もっと、その演技を見たいという渇望は埋められないままここに至る。
現地観戦は中毒になる。
私は勝ち負けが決まるという緊張感の中で彼らが見せてくれる世界が好きになった。
だから、可能な限り、現地に足を運んだ。
2012年の全日本選手権を見に行ってから、ずっと。

今シーズンの残りの現地観戦はヘルシンキ
彼はどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろう、と妄想することが楽しい。
とくにまだ完成形が見えないフリーがどんな風な形にまとまって行くのだろう、と。
それと同時に、あと、何回、彼を生で見れるだろう、という切なさに心を鷲掴みにされる。
2018年、彼は約束の地でその競技生活をおえるのかはまだわからないけれど、その覚悟は必要なんだな、と思っている。

ソチで彼がメダルを取ったあと、次のオリンピックまでに何が起こるか分からないとインタビューで言っていた。
彼が2012年あたりから、ソチオリンピックまでの期間に恐ろしいスピードでその階段を駆け上がって、トップ選手を捕まえたように、誰もが彼を捉えようと、背中を追いかけている。
彼はきっとあの瞬間から、分かっていたはず。
自分と同じように、自分を追いかけてくるチャレンジャーが出てくることを。


だから彼は王者になってもその歩みを緩めなかった。
いろんな困難にさられながらも、自分を進化させることを常に意識していたように思う。

ソチオリンピックシーズンも彼は決まらないクワドサルコウを跳び続けた。
誰もが、クワドトウ2本にした方がいいと思っただろう。
オーサーもそうアドアイスをしたという記事を読んだことがある。


進化を続ける。
今は跳べなくても多種4回転を跳ぶという決意は、すでに、次のオリンピックを見据えていたのではないか、と私は今は思っている。

2017年、今年のワールドは多種4回転をどれだけ跳べるかが戦いのベースになるだろう。
3種類の4回転ジャンプを手に入れた彼は、それを武器にSP/FSで6本のクワドを跳ぼうとしている。
もちろん他のエレメンツの完成度を高めつつ。

彼はもちろんノーミスを狙ってくるだろう。
もしかしたら、今シーズンは完成しないかもしれない、と漠然と感じていたりもする。
それでも彼はチャレンジを続けるはず。
4S3Tなんて、前半に跳んじゃえばいいのに、そうすれば失敗してもリカバリーできるのに、と思うけれど、彼はそれを選ばないのだろう。


全ては平昌オリンピックで誰にも追いつけない場所にたどり着くため。
彼が選ぶことは全てそれに繋がっている。

 

つづく。