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羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

クワド時代の先駆者 〜羽生 結弦の新しい挑戦〜

それを虫の報せというのでしょうか?
 
4時すぎに目が覚めて、スマホを見ると、TLにゆづの新プログラムの発表があって。
思わず、引用ツイートをしたのが4時20分。
その後、また眠りに落ちて、朝起きると、もう、新プロ祭りが始まっていました。
 
ようやく、待ちに待ったゆづの新プロ情報が。
今まではショーシーズンにどちらかは発表されたし、公開練習もいつもよりは1カ月くらい遅めで待ちくたびれていました。
怪我のこともあったので、準備は遅れているのだろうとは思ったけど。
 
たぶん、アスリートが何カ月も練習から離れることはとても大変なことで。
昔、アスリートの友達が、1日休むと自分で分かる、2日休むと仲間に分かる、3日休むと見てる人に分かる、という言葉を教えてくれたことがありました。
それはちょっと今の時代には合わないのかもしれませんが、それでも、2か月もお休みするのは怖かったんじゃないかな、と思うのです。
今年の構成は体を戻すことを前提に考えていくのだろうか、とそんなこともどこかで思っていました。
 
いつも、斜め上をいく彼のことを忘れていたわけじゃないんだけれど。
さすがに今年は無理はしないんじゃないか?と思っていた自分を殴りたい気分です。
 
彼の口から語られた今年の予定構成に驚愕するしかありませんでした。
SPでクワド2本(4Lo 4S3T/3A 多分?)、FSでクワド4本(4Lo 4S 3F/4S3T 4T 3A2T 3A1Lo3S 3Lz)という攻めた構成。
一体、平昌でメダルを狙うには何本のクワドが必要になるの?と考えると恐ろしくて。
 
でも、ボーヤンやネイサン、そしてしょーまの成長のスピードを見ると、彼らが追いついてこない場所に行くためには、取らなければならない選択なんだないうことは納得できます。
 
きっと、彼は思っているのでしょうね。
オリンピックシーズンに自分のように追いかけてくる誰かがいるだろうと。
自分は常にその上にいたいとのだと。
それはもう一つのメダルを手に入れるための手段。
 
羽生結弦がシニアにデビューした年、彼がプログラムで跳んだクワドは1本でした。
まさに、あのバンクーバーオリンピックの年。
あれからソチオリンピックを経て、時代は複数種類クワドの世界に突入。
それを引っ張ってきたのは間違いなく「羽生結弦」、その人。
今年は3種、6本のクワドを跳ぶことを選んだようです。
 
様々な逆境を乗り越え、乗り越えるたびに新しい輝きを放ち、自分自身を何度も超えるのを見てきました。
彼の演技の美しさとともに、その意志の強さは多くの人を惹きつけて離しません。
私も間違いなくその一人。
 
絶対王者」と呼ばれる彼は、その歩みを止めることなく、常に新しいクワド時代の先頭を走ろうとしています。
挑戦を続け、自分を越えようとしているその姿に何度も驚いて、感心して、そして、心を奪われます。
 
今年のコンディションで彼の挑戦が身を結ぶかどうかはもちろん分からないけれど。
ただ、もう、私にできることはそれを見守ることだけ。
 
挑戦的なSPの「Let’s Go Crazy」、厳かな雰囲気のFS、久石譲作曲の音楽を編集した「Hope & Legacy」。
この2曲をベースにした新しい羽生結弦の世界の全貌が見れるまで、あと、半月ほど。
 
今年もまた、このジェットコースターに乗ったようなシーズンが始まろうとしています。
大丈夫、もう、覚悟は出来てるから。
 
平昌オリンピックまで、約500日。
走り続ける彼を応援し続けます。