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羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

全日本雑感【男子全般】

全般と言いつつ。
後は自分の印象に残った選手を何人か。

 

しょーま。
いや、驚いた。
シーズン始まる前、しょーまはいいんだけども、ジャンプがね、とみんなが思っていたはず。
ジュニア最後のシーズンにまさかあんな短期間で3Aも4Tも習得して、当たり前のようにプログラムに入れてくることは想像できなかった。
安定感はシニアのお兄さん達より凄かった。
ピョンチャンのメダル候補と言っても言い過ぎじゃないと思う。
ゆづとのトップ争いがとっても楽しみ!
来年はもう1種類のクワドに挑戦するとか。
ワクワクするね。

 

そーたくん。
ショートもフリーも3A以外はほぼ完璧。
もちろん表現の部分ではもうちょっとかな?と思うところもあるけど、14歳と思えば素晴らしい。
スケーティングのスピード感もいい。
来年はそーたくんを見にジュニアの大会にも行きたい!
どんな風に進化していくのか、本当に楽しみ。

 

岩手の佐藤くん。
雰囲気が明るくて、織田くんを彷彿させる演技でした。
季節リンクでしか練習できないと聞いたので、そんな中で頑張っているのは凄いな~、と。
ジュニア世界選手権に出られるらしいので頑張って!

 

ダイス。
NHK杯の覚醒ぶりを見て、期待してた。
たぶん、彼自身も自分に期待してたんじゃないかな?
最終グループでフリーを滑る彼はいつものような明るさというか、軽快さがなかったような気がして。
ちょっと残念だった。
でもね、四大陸選手権に出られる。
まだ進化をするチャンスができたね。
いつもにこやかな笑顔に癒されてます。
それと、ダイスの4Sが好き。

 

ムラくん。
今年のプログラムはどっちも好き。
だからまとまりきらなかったのが残念だった。
でも、悪い時もそこそこで収められるようになったのが今年の収穫じゃないかな?
クワドの確立もあがったよね。
ファントムの白手袋がとってもお気に入り。
今年のたくさんのオペラ座のなかでは一番、正当派のファントムだった気がするよ。
まっちーからもらったチャンス、是非生かして、世界選手権でも頑張ってほしいな。

 

そして、こづ。
フリーの日、私を泣かせたのは彼だった。
(もう、泣いてばかりの全日本だったよw)
ショートの失敗を見て、奮起して欲しい、と心から願った選手の一人だった。
こづにはこのまま終わって欲しくなかった。
フィギュアが分かるようになるにつれ、こづのスケーティングの素晴らしさが分かるようになった。
素敵なスピン、何杯でもご飯を食べれそうなイーグル。
ジャンプさえはまれば、と何度、思ったことか。
こづが出てきて、会場中が彼を見守っている温かい空気があった。
私と同じように思っていた人も多かったと思う。
何とかクワド2本を着氷して、怪しそうなジャンプも絶対転ばない、という意志が伝わる演技だった。
そして、彼のガッツポーズ。
あんなに感情を露にした彼を見たのは初めてだったと思う。
最後のスピンのころから涙があふれてきた。
素晴らしい演技だった。
要素のひとつひとつを見れば確かに満点ではないけれど、ここで結果を残したい、いい演技をしたいという気迫が伝わってきて、応援せずにはいられなかった。
たぶん、この日、一番のスタオベはこづにむけたものだったと思う。
それでよかったと思った。
こんなを目の前でみれて本当に幸せだった。
表彰台に乗れてよかったよね。世界選手権でも素敵な演技を見せてね。

 

番外編。
ショートのとき、GoodLuckというドラマの曲で滑った小沼くん。
まったく知らなかったけど、そのプログラムの世界観にとっても惹かれた。
第一グループで唯一スタオベされてた男子だった。
エレメンツの難易度が高かった訳ではないのだけど、そのまま空に飛んで行ってしまうのではと思えるような雰囲気のある演技だった。
普段、あまり見ることのできない選手を見ることができるのも全日本選手権のいいところだと思う。
これが最後の全日本だと聞いて。
このプログラムが見れてよかった。全日本選手権で披露してくれてありがとう。

 

他にもたくさんたくさん感じたことはあったけども、いろいろ衝撃過ぎて飛んじゃったところも。
競技の観戦はとっても楽しいんだけども、体力も、気力も奪われる大変な趣味だなを実感する全日本でした。