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羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

【世界フィギュア】男子SP-最後のパリの散歩道

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「パリの散歩道」
このプログラムが彼にオリンピックメダルを取らせたと言っても過言じゃないと思う。
私もこのプログラムは安心してみていられるものだった。
実際、エリック杯、GPF、全日本、ソチ団体、ソチ個人の5連続でノーミス。

 

だからここでもノーミスの演技が見れると私も期待していた。
まさか、4Tで転ぶなんて想像もしなかった。
けれど、現実として、それが起こった。
ものすごく驚いたけれど、ここまでノーミスが続いたことが本当はすごかったんだ、と納得した。

 

そして、その後のリカバリの凄さに驚く。
誰かも書いてたけど、起き上がりながら振りに入るくらいの切り替え。

いつも通り素晴らしい3A。
3Lz+3Tのコンビネーションジャンプは今季でものすごくいいジャンプだった。
結果、90点を超える点数につなげることができていた。
要素を考えれば、十分に出る点数。
珍しく4TがURだったけれど、それ以外はきちんとやり切った。
そんな恐ろしいプログラムなんだね、これは。


まっちーやハビがいい演技をしたので3位。
特にまっちー。
私の中では今日の一番の出来でした。
エデンの東、素晴らしいプログラムになったね。
そして、たった1年で世界選手権でメダルが狙える選手まで飛躍したことが本当に凄いと思いました。
彼も含めて、男子シングルは本当にレベルが上ってきたんだね。
100点に近い点数を取らないとトップに立てない。
バンクーバー時代から4年、ものすごい時代が来ていることをひしひしと感じる。


演技前の酷かった応援。
それに惑わされず、最低限のやるべきことをやれた結果がそこにあった。
この1年の成長に惑わされて、みんな忘れてたけれど、去年の世界選手権はもっとひどかったよね。
キスクラに座る姿をファンである私ですら直視、出来なかった。
うなだれて手を見つめる仕草はいまでも脳裏に焼き付いている。
欲しかったものがその手からこぼれ落ちる瞬間だったはず。

 

あれから1年。
あの時の順位が9位。
そして、得点は75.94。
それに比べたら絶望的な数字じゃない。

世界選手権では毎年、こんな展開。
ファンをやきもきさせる、そういうドラマになっているみたい。
それに、きっとフリーでのリベンジを心に誓っているに違いない。
インタビューを見た感じでは、次に向けてスッキリ切り替えている様子だったし。

 

ホームの日本という舞台で完成された「パリの散歩道」を見ることが出来なかったのは、ちょっと残念だったけれど、これもフィギュアスケート
すべりなれたプログラムでもノーミスっていうのは本当に難しいことなんだね。
ちょっと、期待しすぎてたかな?

 

ううん、たぶんゆづが目指しているスケーターはそういうスケーターだよね。
どんなときも強く、結果をだすという。

まだそこにはたどり着いていないかもしれないけれど、
着実にそこに近づこうとしているその姿はとても頼もしいと思えるものでした。

 

フリーはきっとリベンジ!