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Stay Gold!

羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

【雑感】羽生結弦の覚悟

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しばらく、ゆづの情報があまり出てこなくて寂しい日々を過ごしていたら、先週は恐ろしいほどの情報量でお腹が一杯になりました。
ブログを書こうにも自分で整理しきれていない状況だったので、ちょっとじっくり噛み締めてみて、ほとぼりも冷めたので、ちょっとだけ、感じたことを書いてみようと思う。
恐ろしく長文になる予感があるので、よかったら、おつきあいを。

 

まずびっくりしたのはタイミング。
なぜ、この時期の新プログラムの発表。
その選択には驚いたような、そうでもないような。
SPは「パリの散歩道」、FPは「ロミオとジュリエット」。
まさかのロミジュリ。
しかもニーノ・ロータ版。


あまりにびっくりして声すら出なかった。
何を考えた選択なのか、じっくり考えた。
いつも、そう。
ゆづ(とそれを取り巻く人々)の選択にはいろいろな意味がちゃんと含まれている。

オリンピックイヤーを戦って行くためのその意味が。

 

しばらく、ぼんやりと考えて、ちょっと、背筋がひんやりするのを感じた。
当然といえば、当然なのだけど「オリンピックで勝つつもり」なんだという気迫が伝わってきた。
日本人らしくない、その選択にまたも驚かされる。
勝つことにこだわっている。

ちょっと話はそれるけど、日本人って世界から見た時に、努力する民族だと思うですよ。
結果を出すためにこつこつ努力するとか、我慢するって比較的得意。
でも、勝負で勝ちこだわるって意識がものすごく弱い、そう常々感じています。

確かに敗者を称える文化があって、頑張っても結果にたどり着かなくても称賛する、という姿勢は素敵なことだと思うけれど、やっぱり、1番なのか、2番以下なのかにはとても大きな溝があって、ルールのを利用してでも、勝負に勝たなければ得られないものがあるのだと思っています。



それを教えてくれた人のことを今も覚えている。


その人は、下記のような質問をしました。


①日本で一番高い山は何でしょう?

②日本で一番大きな湖は?

③日本で一番たくさんホームランを打った人は?

それほど難しい質問ではないと思いますので、答えは省略します。

では、ここでさらに質問。

①から③までのそれぞれの第二位を答えてください。

 

第二位、答えられましたか?
私は答えられませんでした。

 

一番は覚えていても、二番めを覚えているケースは本当に少ないんです。
人の記憶に残るってそういうことなんだな、とまざまざと教えられた気がしました。

そう一番でなければ記憶に残らない。
一番と二番には大きな大きな溝がある。
それを多分、彼は分かってるんだろうな、とこの決意が教えてくれた。
ソチで頂点をとる。
本人とコーチ陣はそれだけを考えてすべてを進めようとしている。
スケジュール管理も、今年のプログラムの選択も。

あまりに計算高くて、驚く。
でも、それでも、その計画通りにゆづが動けてこその選択。
本人も覚悟してそれを選んで、その一点に向かって近づこうとしているのだろう。

 

その反響の大きさにも驚く。
まるでオーサーコーチを選んだときのように、ファンですら疑問を持っている意見も見たりした。

 

「震災を含めた4年間の集大成」とゆづは言っていた。
そう、よく考えるとシニアに上がって、4シーズンなんだよね。

ふらふらになりながらチゴイネを滑っていた2011年。
震災に翻弄されても、ニースで努力を結果につなげた2012年。
急成長しながらも、怪我で世界選手権を勝ちきれなかった2013年。
そして、ソチオリンピックを目指す今年。

振り返っても15歳からのこの彼の4年間はもの凄い密度のこい時間だったはず。
さまざまな障害を乗り越え、自分の欲しい物をひとつひとつ手に入れてきた時間。
それをひとつの形にまとめて、昇華させたいという気持ちはとてもよくわかる。

 

その結果につなげるため、今できる最良の選択をしたのだろう。
高得点の狙えるSP、そして、思いを乗せられるストーリを選んだFP。
自分が奇跡だったと言えるFPと同じテーマを選ぶことの難しさだって、分かっているはず。
あのときと比較されることも分かっているだろう。
でも、今の自分なら、あの時の自分を超えられる、そう思っているんだよね。
そして、自分を支えてくれるすべての人に見てほしい、そう感じているのかも。

 

この選択が、オーサーコーチを選んだときのように、批判もあることは想定済みなんだろうと思う。
もしかしたら、それで、発表をギリギリまで引っ張ったのかもしれない。
それは単なる憶測だけど。

 

もちろん、私は知っている。
この数年、いろんなことに翻弄されながらも彼の選択が大きく間違っていないことを。
着実に、一歩、一歩前に進む選択をし続けていることを。
選択をする勇気をいつも心に持っているということを。
とても10代の少年とは思えない覚悟とともに。


応援する私たちも今年は覚悟が必要だね。
その覚悟を引き受けて、私もできる限り応援します。
まずはGPFのチケットを手に入れる戦いに勝つことから。
負けたくないわ、誰にもw。