Stay Gold!

羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

【映像】ゆづの「Romeo & Juliet」 - 2012 Figure World Championship

2012年3月31日。
運命の日。
なぜかLIVEで、その演技を見ていた。
フィギュアスケートの演技を見て、泣いたのは初めてだった。

知っていることは彼が17歳だということ。
被災をして、ショーでリンクを転々としながら、この世界選手権にたどり着いたこと。
「世界を狂わせる17歳」とアナウンサーは言っていたけれど、私も含めて、
多くのファンが、このゆづに惹き付けられて人生を狂わせたのでは、と思う。

ほとばしる感情ってこういうのを言うんだろう、とそう思った。
滑り終わった後の透明感のある笑顔、そして、涙。
奈々美コーチとの抱擁。

最初から、最後まで、すべてが映画のようだった。
すべてが美しかった。
転んだシーンですら計算されていたのではと思えるくらい。


フィギュアスケートってこんなに凄いものだっけ?と感じていた。

 

それから、この映像を私は何度リピートしたか分からない。

 

このとき、ゆづがどんな状況にあったのか、知ったのは、ずっとずっと後。
ゆづがどんなスケーターとして育ってきたのか、知ったのは、もっと後。

 

いろんなことを知って、この映像に戻ってくると、また涙が出た。

2012年は私にとっても激動の1年だった。
長く勤めた会社をやめて、新天地へ向かった。
それと、ゆづが世界に飛び出して、挑戦し始めた頃が、ちょうど重なった。


だから、弱気になったときはこの映像を見た。
テンションを高めたいときもこの映像を見た。

17歳のゆづにできて、私にできないわけがない、とそう思えた。
いや、もちろん君のやっていることなんてできない訳だけど、
それに比べたらちっぽけなことで落ち込んでちゃ駄目だ、とそう思えた。


ゆづは恐ろしいスピードでトップへの階段を駆け上がっている。
それはきっと本人すらも想像しなかったスピードなのだろう。
まだ、あれからたった1年しかたっていないことを考えると、
その成長が本当に恐ろしいスピードなのだと、よく分かる。

 

来年のこの日。
私は何を振り返るのだろう。
私はそれをどんな言葉で綴るのだろう。


オリンピックで活躍し、凱旋してワールドに出るゆづを語る言葉であることを、
祈りにも似た気持ちで願い続ける。

 

Go to Sochi !
まだ、ツアーもチケットもとれてないけど、4月からロシア語を勉強しようと思う私はだいぶ、お馬鹿。