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羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

【戦績2012-2013】NHK杯

本当は観戦に行きたかった。
だけど、チケット争奪戦に負けて、軽井沢でカーリング。
今年はこのパターンが多い。

始まる前からあおりが凄かったよね。
大輔 vs 羽生、と。
どちらもGPSで優勝していなくて、もちろん2位でもGPFに行けるだろうということは、分かっていたけれど、どちらも負けたくなかっただろうし、
ゆづは最初から「勝ちたい」ってはっきり言っていたもんね。
だから、言葉は何度も取り上げられていたよね。


私がゆづのことが好きな理由のひとつは、
思いを、目標を言葉にする、という部分にあると思っている。
「有言実行」ってとってもかっこいい。
仕事でもそういう人に憧れる。
だって、言葉にするってものすごいプレッシャーになる。
「あんなデカイこと言って、何も出来なかったよね」と言われる可能性だってある。
でも、たぶん、ゆづは言葉にすることを辞めないだろう。
曲解されることもあることも折り込みずみなんだと思う。

そんな姿にはいつも勇気をもらっています。
自分もそうでありたいと。
楽に流れようとする自分を、奮い立たせるときゆづを思い出す。
十代の少年にできて自分にできないわけがない、と思う。

ゆづのショートは恐ろしい安定感。
最初は渋すぎる曲でびっくりしたけれど、もうすっかり自分のものにしてる。
綺麗な綺麗な四回転トゥループ
彼ほど、ふわっと、四回転ジャンプを飛んでしまうスケーターをあまり見ない。
あまりに簡単に飛んじゃうから、それが本当に四回転のか?と思ってしまうくらい。
そして、後半に入ってのトリプルアクセル
その大きさと美しさにいつも言葉を失うくらい。
今年のゆづのトリプルアクセルジャンプは成功率100%らしい。
どんな状況でも失敗する気がたしかにしない。
スピードのあるスピン、長い手足を生かしたステップ。
氷上にいるときは本当に大人っぽく見えるから不思議。

そして、キスクラであどけない表情に戻る。
最近はオーサーコーチとのやり取りも面白い。
信頼関係がそこにあるんだろうな、と思える。

勝つ為にはフリーをまとめないと、と誰もが感じていること。
誰よりも、本人がそうしたいのだろう。

確かに、体力が、体力が、と言われてるけれど、
今年のプログラム、やり過ぎじゃない?と思うくらいの鬼構成。
これが出来ないと、きっと、ソチでは勝てないと思っているのかもしれない。
4T4Sの四回転2種類、3Aコンボ2個(しかも後半)、そして、コンボを含む3Lzを2回。
どんだけ基礎点上げる気なの?と思った。
今いる選手のだれがこれと同じことが出来る?と思うと、
ものすごいことに挑戦してるんだな、と分かる。

滑りきれないなら構成を変えればいい、という意見もよく言われてたけれど、
そんなことをするつもり、みじんもなかったと思う。
世界選手権に照準を合わせて、そこまでに完成すればいい、とゆづも、コーチも思っているのではないかな。
NHK杯ではその片鱗が、少し見えて来たと思う。

やっと、「ノートルダム・ド・パリ」の世界が見えて来た。
課題としては重いストーリー。
それでも、震災から続くゆづの経験、そこから生まれる感情の幅がきっと、
役に立っているのだろうと思っていた。

このプログラムの完成はもうちょっとだけ、先になるんだろうな、と
その進化を楽しもうと思っていた。

 

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