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羽生結弦くんの応援ブログです。ここで記載されている内容はあくまでも私の個人的な意見であり、正当性を評価したものではありません。どのように受け取るかはそれぞれがご判断ください。

【戦績2012-2013】アメリカ杯

これを振り返ることが出来るのは、多分、時間が経ったから。

ちょうど、カーリングの大会で軽井沢にいたので、
情報はネットから、みんなのつぶやきとかで知るしかなくて。
フィンランディア杯ではSPが調子がよくなかったし、
どうなっちゃうんだろうと心配していた。
まさか、「世界最高得点」を出すことになるとは思いもよらず。

ネットでショートの演技を見た時、本当に驚いた。
約半年前、ロミオとジュリエットでほとばしるような演技をしていた彼は、
すっかり大人の顔をして、踊っていた、しかもドヤ顔で。
驚くやら、嬉しいやら、その日は何度、リプレイしたことか。
そして、 翌日はコンビニに新聞を買いに行った。

点数が出過ぎじゃない?という意見も随所で見たのだけど、
フィンランディア杯からジャンプ構成も変更して、3Aから後半にしたり、
コンビネーションジャンプも 3Lz+2Tから、3Lz+3Tへ。
BaseValueで6.73も上げているんだよね。
本当に勝つことを意識したプログラムに仕上げているんだな、と思うわけです。 


アメリカ杯、優勝しちゃうんじゃないの?と真面目に思っていた。
まさか、あんな大事故が起こるなんて思いもしなかった。
その結果を聞いて、演技を見るのが怖かった。
演技よりも辛かったのは、 キスクラに座るゆづの姿。
あんな表情のゆづを見たことがなかったから。
どんな時も、ニコニコしてる印象しか、なかったんだよね。
ああ、本当にショックなんだ、と思えてそれ以上、見続けることが苦しかった。


今、振り返るとあれが今年のゆづの大事な、大事な瞬間だったのだろう。
オーサーコーチとの距離感も、ゆづ自身が自分に足らないものは何かということも、
あれがあったこそ気付けた。
上手く行かなくてきっとよかったんだと、今は本当に思える。

いまでもあのゆづの表情を見るのはちょっと切ないけど。
 

今日、箱根駅伝を見ていたら、日体大が往路優勝していた。
だれもが予想しない展開、予選会から上がって来たチームだった。
彼らは去年、シード権をのがすという創部以来のどん底の状態にいた。
その彼らが、リベンジをしたのだ。
そして、26年ぶりの往路優勝。
完全なる敗北から学ぶものが多かった、そういうことだったのだろうと思う。


そして、今年のゆづもこの大会があったから、
より大きく成長できたのではないかと思っている。

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